簡単、低コスト!自分で作る❝育毛水❞がすごい効果!?
最近、薄毛に悩む人たちの間で話題になっているのが「育毛水」。実際に薄毛に効果があったという声が多く、かなり注目の的となっているようです。育毛水は、自分で簡単に手作りできるので、高い育毛剤を買う必要がないので、経済的にも魅力的だといえます。もちろん、頭皮に優しい成分のみでできているところも人気の秘密です。育毛水は作る材料によって実にさまざまな種類があり、それぞれ効果も違います。そこで、代表的なものをいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。
「みかんの育毛水」
手に入りやすいかんきつ類のみかんの皮には、脱毛の原因である酵素「5αリダクターゼ」を抑制し、逆に「d-リモネン」という育毛を促進する成分が含まれています。
・作り方
① みかんをよく洗ってから皮をむき、ざるに広げて2~3日陰干しします。
② 十分乾燥させるのがポイントです。
③ 消毒した密閉容器に皮とホワイトリカー150ml入れ、しっかりと蓋を閉めて冷蔵庫で1週間寝 かせます。
④ 皮を取り出し、しっかりと蓋を締めてさらに2週間寝かせます。
・使い方
1日2回、頭皮にもみ込みます。薄毛が気になる部分にしっかりとつけることが大切です。1日に4~5滴が適量です。さらに3分ほどマッサージするとより効果が高まります。作った育毛水は長くても2ヵ月以内には使い切りましょう。
「まいたけの育毛水」
まいたけに含まれる「ベータグルカン」には毛母細胞を活性化して、育毛を促進する効果が期待できます。まいたけの育毛水は男性だけではなく、女性の薄毛にもおすすめです。
・作り方
① まいたけ500gを1週間から10日ほどかけてしっかりと乾燥させます。
② 乾燥したまいたけとホワイトリカー1Lを密閉容器に入れ、冷暗所で1ヵ月漬け込みます。マイタケのエキスで色が黒褐色になりますが、驚かないでください。
③ 出来上がった原液1に対して水2の割合で薄めて、スプレー容器などに入れておけば使いやすいですよ。
・使い方
1日2回、頭皮全体がしっとりするくらい吹きかけてからもみ込むようにマッサージします。薄めた育毛水は2週間以内に使いきりましょう。
「ルイボス茶の育毛水」
ルイボス茶には高い抗菌作用があり、頭皮を清潔にして、新陳代謝を高める働きがあります。細胞を活性化させるフラボノイドが血行をよくして、しっかりと栄養を隅々まで届けてくれます。
・作り方
① ルイボス茶の茶葉3gを500mLの水と一緒に火にかけ、弱火で10分ほど煮出します。煮出したルイボス茶をこしてから冷ましておきます。
② ルイボス茶とグリセリン5mL、精製水45mLを混ぜ合わせ、密閉容器に入れて保存します。
・使い方
1日1回小さじ1杯をまんべんなく地肌につけ、頭皮を軽くつまむように3分ほどマッサージします。
これらのほかにもアロエやイチョウ葉、にがりなどの育毛水もおすすめですが、いずれにしてもこれらの手作り育毛水を使う時にはいくつかの注意点があります。
・新鮮な材料
賞味期限が切れたものや古いものはNGです。古い材料は効き目がないだけではなく、お肌に悪い影響を及ぼすかもしれません。
・清潔な道具
密閉容器や調理器具は煮沸消毒するなど清潔にものを使います。
・パッチテスト
直接頭皮につけるものなのでパッチテストは必ず行いましょう。二の腕の内側などの柔らかい部分に作った育毛水を1滴つけ、丸1日そのままにして、赤みや痛みなどの異常が出ないか確かめます。
・保存状態
手作りの育毛水は保存料が入っていないので、直射日光があたらない冷暗所に保管しましょう。アルコールやグリセリンが入ったものは1ヵ月、入っていないものは2日で使い切るようにしましょう。
自分で作れる育毛水は、コストもかからず簡単ですから、取り組みやすい薄毛対策だといえます。けれども、注意点をきちんと守らなければ、頭皮に炎症を起こすこともあるので、取扱いには十分気を付けましょう。それさえクリアすれば、しばらく続けることでうれしい効果が期待できるはずです。