辛い食べ物が薄毛にもたらすメリット!デメリット!
「辛い食べ物をよく食べる人は薄毛になる」と言われています。確かに辛いものは何となく頭皮に悪そうではありますが、それはあくまでもイメージ。実は辛い物には育毛効果があることが化学的にも立証されているのです。ここでその噂の真相を検証してみましょう。
「辛い食べ物の育毛効果」
- 血行促進
辛い物を食べると体が熱くなると同時に、汗が噴き出してきます。これは、体の血行がよくなっている証拠。血液の流れがよくなると毛髪を作りだす毛母細胞に血液に乗って栄養が運ばれるので、毛髪が丈夫になり、新毛を作る作用が促進されます。
- 唐辛子のカプサイシン
唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれており、これはイソフラボンと一緒に摂取することで、育毛効果を高めてくれます。
- 老廃物の排出
辛いものを食べると大量の汗が噴き出してきますので、毛穴の余分な皮脂や老廃物も汗と一緒に体外に排出されます。毛穴がキレイになることで育毛促進効果が期待できます。
「辛い食べ物の落とし穴」
- 雑菌の繁殖
辛いものを食べて大量の汗をかくことは育毛を促進する一方で、汗をそのまま放置してしまうと、雑菌が繁殖します。雑菌は毛穴に炎症を起こしたり、毛穴をふさぐなどの悪さをするので、抜け毛を増やしたり、髪の成長を妨げます。
これらのことから、辛い食べ物は、基本的には薄毛によい効果をもたらしますが、汗をかいたときはきちんとふき取るか、自宅ならシャワーで流すのが賢明だといえます。また、これは余談ですが、辛いものは、カロリーが高いため、食べ過ぎると肥満を招くことがあるということも忘れないでください。